2009年12月8日火曜日

日本酒/Whisky: 黒龍しずく/余市1989



北陸から香箱蟹を送ってもらいました.蟹と言えば味噌と卵にしか興味がないと言っても言い過ぎではない私にとっては、究極の蟹です。しかも、市場のお店の人のサービスで立派な甘エビまで入ってました.これはもう飲むしかありません!! F枝さんが久しぶりに来てくれました.しかも、黒龍しずく(大吟醸)の一升瓶を持って。わーい!


実は前日にもこっそり食べたので、エビと蟹の写真は前日のものです。いやあ幸せな日々でした.エビは新鮮で、ワタも食べられるもの。何尾かは卵も持ってました.甘エビの卵って青いんですよね。最初は微妙な気分になるけど、食べだすとおいしいの。香箱蟹は小さいので、一人で全部行けます。もちろん脚の肉もちゃんと食べました。それから外子や内子(卵のこと)や蟹味噌をちびちびやりながら、室温に戻ったぐらいの黒龍をくぴくぴ。黒龍はおいしいと思うものと好きになれないものがありますが、さすがしずくはよかった。香りも出過ぎず、アル添ですがゆったりとした味わいが残っていました(ちなみに、その数日後に残りの2合ほどをいただいたときにはすでにちょっと甘くなってたので、やはり開けたてがいいみたい。いや、甘みが出てもおいしかったのだけれど)。先日の忘年会で気に入ったしーちゃんの料理を自己流でまねして、かぶと鶏団子の吸い物。これがまたいいつまみになるんだわ。お酒も全部飲み干してしまいたいところですが、まだ後があるので、ひとり2.5合ぐらいのところでおしまいにして。


おなかがふくれて幸せになったので、そろそろモルトの時間です。今回の主役は、やはりF枝さんが買った余市1989です。余市の原酒をバッティングした限定シリーズで、2年前に超高評価を得た余市1987から3本そろいましたが、味わいの方向性はそれぞれ違ってびっくりです。日本の蒸留所は大きい分こういう芸当ができるんだなあなんて思います。今年の余市1989は、好き嫌いはありそうな感じでしたが、とってもおいしかったです。一言で言えば豊潤。3本の中では一番ボリュームがあって、香りはドライフルーツが強くて。ゆーっくり、デザートウィスキーとしていただきたい、と思う感じでした。ついおかわりしちゃった。他にも、2年前のWhisky Magazine Live記念ボトルのPort Ellenをとうとう空にしたりと、楽しい夜でした。つまみは適当でしたが、一応メインは最近はまっている殻付きアーモンド。

そんなわけで、楽しい夜も過ぎ、F枝さんは一泊して帰っていったわけですが、

翌朝ふとんをとりあえずたたんで積んだら、すかさず猫に占領されて、3日間しまえませんでした。いやー。

0 件のコメント: