2008年10月30日木曜日

うちごはん: 煮豚の味噌漬け


先日の醗酵リンク大会でお会いしたカンザワさんのブログを改めて眺めていたら、なんだかとってもおいしそうなレシピを見つけたので、自分でも作ってみました。煮豚の味噌漬けです。豚肉を圧力鍋で煮て、味噌で包んで数日寝かすと、肉に味噌のうまみが、味噌に肉のうまみが移って、肉を食べても味噌を食べてもおいしい〜! 日本酒にもよく合いましたが、少し長めに漬かって水分が飛びぎみのものはウィスキーにもばっちりでした。これで、いままで宝のもちぐされだった圧力鍋が活躍しそう。

追記: 後日カンザワさんに教わったのですが、ちょうど食べ頃のときに冷凍して後日自然解凍すればいつでも食べ頃が食べられるそうです。また、塩漬けにすると水分が飛ばないので料理の材料にもなって、そちらもお勧めだそうです。今度作ってみよう!

2008年10月26日日曜日

日本酒: 今日のひとりのみ

今日はひとりで華鳩純米酒。ひやとお燗を1合ずつ。
ひとりなのでつまみが質素です。黄色と緑のピーマンとじゃこの炒め物、はくさいのおひたし、もらいものの松前漬。
華鳩って、瀬戸内海のイメージ。優しくって、野菜や魚と好相性。ぼや〜んと幸せ。

2008年10月21日火曜日

うちごはん: あら大根


だんだんお酒じゃないことも書いてもいいような気がしてきました。酒ぶろぐなんですけど。
石川県に住んでいたときはぶりと言えばかまあらばかり食べていましたが、東京ではさすがにあまり見かけません。今日はたまたまとなりのスーパーにあったので、さっそくあら大根を炊きました。やっぱり、魚は(肉も)食べにくいところの方がおいしい!

2008年10月19日日曜日

日本酒: 醗酵リンク大会

今年も醗酵リンク大会へ行きました。こちらは去年の模様です。この会は、日本酒・食品ライターの藤田千恵子さんが主催の醗酵リンク、年に1度のイベントなのですが、今年でこの形式での開催は最後といううわさを聞きました。それは残念…でも、とにかく楽しまなくっちゃ。藤田さんの挨拶の後に、今年は農産物流通コンサルタントの山本謙治さん、すなわちやまけんさんの講演。わーい、やまけんだー。ファンなので大喜びです。講演のテーマは「日本の食を買い支える」でした。確かに、とうなずける話が多く、とてもためになりました。もともといろいろ気を遣っているつもりではいたけれど、適正価格までは考えが至っていませんでしたので。きちんとした素性の(旬の)食べ物を適正価格で買って料理して食べよう、と心底思いました。これ以来、家での食事が増えたり、たまに外で仕事するときはお弁当を持っていったりするようになりました。生活クラブ生協もしっかり利用しています。

お勉強のあとは、お待ちかねパーティーの時間です。今回の参加蔵元は神亀、武勇、男女川、いづみ橋、喜久酔、秋鹿、雑賀、睡龍(久保本家)、扶桑鶴、竹鶴、杜の蔵でした。気がつくと、松の屋系の人々は久保本家と竹鶴に近いあたりに陣地を形成しております。もちろん私もそちらの方へ。竹鶴のブースの横では、カンザワユミコさんが竹鶴の石川杜氏おすすめの阿波番茶をすすめていらっしゃいました。阿波番茶は後発酵茶の一種で、石川杜氏の説では、日本酒の作りはここに由来しているのかも!という。ダイエット効果などもある健康によいお茶だそうです。初めて飲んでみると、軽い酸味があって、食(と飲み)がよくすすみます。すっきりさわやか。パーティーの間一番飲んだのはこのお茶だったかも。
お酒で一番いただいたのは、きっと久保本家でしょう。いつでもお燗が待っているんですもの、そこに。にごりも澄み酒もあるんだもの。加藤杜氏大活躍でした。

お料理もすばらしいのがこの会の特徴。八彩懐石・長峰、井のなか、豆源郷、神田新八、旬彩幸味・楽、坐唯杏が出ていました。どれもこれもおいしいんですが、今回の私のお気に入りは、井のなかの角煮風肉豆腐、豆源郷のお豆腐、神田新八のいかわたとクリームチーズの吟醸漬けでした。神田新八は行ったことがないのですが、最近仕事で近くによく行くので、そのうち行ってみたいです。


今日も、みんなそれぞれ着物がすてきです。私は蝶柄の大島に牡丹のアンティーク帯。この格好で2次会に行って、それからカラオケでノリノリだったというのはナイショの話B) ああ、楽しかった!

2008年10月17日金曜日

日本酒: 菊姫初呑みきり(19BY)


今年はタイミングを逃して買ってないのですが、去年までは菊姫で純米酒の無ろか生と初呑みきりが出るたびにたくさん買っていました。いまだにいろんな年の菊姫が冷蔵庫にごろごろしています。というわけで、どうなっているかな?と試しに1年前の初呑みきりを開けてみました。平成19年の1月ごろにできたお酒を7月ごろに生のまま詰めたものを、平成20年10月に開けている、という計算になります。
さて、お味は。…おいしかったです。純米酒なのですが、菊姫のつくりは寝かしてあっても生熟っぽくならないんですよね、なぜか。とろっとした洋なし系の香りのお酒になっていて、なかなか楽しめました。

2008年10月15日水曜日

wine: tono; 4122


友達のまゆっちとyuoと3人でtono;4122で食事。正確に言うと、まゆと2人で食事していたら途中から yuoが加わったので、追加注文したらいつもよりとってもたっぷり食べてしまいました。
軽くビールや日本酒をいただいた後、人数も増えたのでボトルワインを選びます。ちょうどほかにお客さんがいなかったので、ソムリエシェフ自らおすすめを並べて説明してくれました。今回は軽めに、ということで Bethany Cabernet Merlotを選びましたが、どれも飲んでみたいなあ。


お料理の写真があまりありませんが、メインにしたのはアクアパッツァ。お魚はイサキだったかな?うーん、忘れてしまいました。お肉も少し、というわけで、牛ホホ肉の赤ワイン煮。どれもおいしい…。今日も楽しい一夜でした。

2008年10月13日月曜日

日本酒: しまね地酒フェア

有楽町の交通会館でしまね地酒フェアがありました。
松の屋のるみちゃんに誘ってもらって行ってみたら、待ち合わせ場所に鳥取の日置桜の山根社長がふつうにいてびっくり。「あれ、鳥取フェアだっけ」と一瞬思ったという。本日は一お客様でした。

さて、地酒フェアはほどよいサイズで、気になるお酒を一周してもう1回回れちゃうぐらいだったので、県単位のお酒の会はいいなあ、と思いました。燗酒をつけてくれるところもいくつもあって(もっとあってもよかったけど)、天隠扶桑鶴に何度も足を運ばせていただきました。開春もよかった。
ふだんからよくいただく上記の蔵以外で気になったのは美波太平洋。日本海側にあるのに太平洋?って感じですが、先代が気分だけでも暖かになりたくてつけたとか。若い杜氏の方が自らお燗をつけてくれましたが、けっこうしっかりした、地元米を生かしたつくりをめざしているというお話のとおりの、いい酒でありました。関東では手に入らないようですが、ぜひ応援してもっと飲めるようになってほしいです。
フェアでは地元の名産品も売っていましたが、その中でぱりぱりのほしわかめ(味付けなし)が酒のつまみによくてしかもヘルシーで気に入ったので、買ってみました。これで飲み過ぎたらヘルシーも何もあったものじゃありませんけどね〜。用心しなきゃ。

フェアに堪能した後は、せっかくなので山根社長を囲んでお茶をして、みんなしごく健康的に昼のうちに帰って行ったのでした。いいイベントでした。来年もぜひやってほしい!鳥取も広島もやってほしい!

2008年10月12日日曜日

日本酒: 酒楽乙女の会ひやおろしの巻


女性限定でおいしいお酒を飲む酒楽乙女の会、本日のテーマはひやおろしです。

・華鳩  さわやか貴醸酒オーク樽熟成(Welcome drink)
 さわやか貴醸酒は熟成といってもとっても軽くて、さわやかな甘さでよかったです。貴醸酒というと濃厚なイメージですが、こういう飲み方もいいかも。
・大雪渓 特別純米ひやおろし
 ふっとブドウのような香りがただよう。
・華鳩  ひやおろし純米酒
 中生新千本(なかてしんせんぼん)という広島独自の酒米を使用。きりっとした味。
・華鳩  生もと純米吟醸原酒ひやおろし2007
 酒屋さんで1年寝かせたもの。優しい味で、燗にすると甘みが出ておいしかったです。 
・綾菊  山廃純米ひやおろし「長田屋」
 けっこうがっちりした味でした。山廃ならでは?
・龍泉  特別純米ひやおろし
 酒造研修にもうかがった中尾酒造のお酒。今年もうまい〜。
・嘉美心 旨口秋あがり特別純米原酒
 ここのお酒は生とか原酒しかいただいたことがないですが、加水も試してみたい。
・豊の秋 特別純米ひやおろし生詰原酒
 なんていうか、おやじ好みな感じ。おやじ酒好きですが、これはちょっときびしいかな。
長野の大雪渓をのぞくと、広島香川大阪岡山島根と、西の方ばっかりです。だんだん好みのお酒が出る会にしか顔を出さなくなっている私。この会も、いつもお世話になっている荒川区・山桝酒店のみちこさんの主催で、みちこさんとはお酒の好みがとっても近いので、がんばって通っています。のだやさんも近いし、離れているけれど大塚屋さんにもお世話になっているし、いい酒屋さんとの出会いはほんとうに大事ですね−。


会場もいつもと同じイタリアンのtono;4122です。
本日のお料理は、
・前菜:みつせ鶏のコンフィ、キノコのクロスティーニ、自家製ピクルス
・ピッツァ・エスパニョーラ
・栗と赤米のリゾット
・豚フィレ肉のメダリオン
・蔵元が作った甘酒のジュレ
・酒粕とイチジクのパン
でした。いつも「前菜だけで永遠に飲める〜」状態になるのですが、どれもおいしいので焦ります。今回も、「これだけで永遠に飲める〜」が続いて大変でした(笑) このピザは、ほんとに酒のつまみにぴったりだと思いましたよ。

参加者は毎回いろいろで、新しい酒好き女性に会えるのが楽しみでもあるのですが、今回は行ってみたら予想外(すなわち酒つながり外)の友達にばったり会ってびっくりでした。今回はのんびりできる人が多かったので、とりあえず解散した後にみんなで谷中をぶらぶらして、猫好きの彼女の案内にしたがって猫カフェねんねこ屋に入りました。谷中っぽく、古い民家という感じのお店で、猫様たちが闊歩しているのを人間がかまわせてもらっている感じ? 普通にくつろげてよかったです。あんなに食べたのにここでカレーを食べたのは私じゃありません。かわいいくせに、けっこう辛かったそうです。私はぜんざい。かわいくって食べるのがもったいなかったなあ。