2009年4月30日木曜日
日本酒: 童心舎で蕎麦屋酒
ゴールデンウィーク、yuoと一緒に何かする予定がまったくないという。今日はふたりとも特に予定もなくお天気がよかったので軽く散歩に出かけました。日暮里繊維問屋街あたりで、安い手縫い絹糸(着物の修繕やグッズ作りに使うのです)を見つけたり、三河島の韓国料理屋の前にイイダコが飼われてるのを発見したり、けっこう楽しかったです。
日もおちかけた5時頃、近くのそば屋童心舎に寄って、早めの夕食というか、蕎麦屋酒。
お酒は銀盤純米を冷酒で。ひやもありましたが、冷酒がおすすめだというので。記憶にある味よりどっしりした感じで、悪くないです。燗もあいそうなんだけどな。
つまみに、板わさ、天ぷら、焼き味噌。しあわせ~。気がついたらふたりで3合いただいてました。
しめに、私は田舎そば。こちらは生粉うちもありますが、田舎やせいろもおいしいです。江戸前のしょっぱいかえしに、とろりとしたそば湯で、ごちそうさまでした。
蕎麦屋酒って、早い時間にのんだくれるといううれしさがまたいいんですよね~。
2009年4月28日火曜日
whisky: Bar Deuce 17th Anniversary
Bar Deuceが17周年を迎えました。記念に2日間全品半額セールをするというので、お祝いに行ってきました。いつもは食事を済ませてから寄ることが多いのですが、今日は混みそうなので、早めにうかがうことに。開店時間直後についたら1番の客でした(笑)
私が今日いただいたのは、
・The Malt Whisky SocietyのGlenmorange: 柑橘系の香りがする、すてきなモルトでした。
・Ardbeg "Super Nova": フェノール値100ppmの爆発的ピート香というわけで「超新星」と名付けられたArdbegのオフィシャルモルト。59.8度。Ardbegファンとしては味見しなければいけません。確かに、ピートがすごくて苦みを感じるぐらい。でも、アルコール度数もあるからか、それが突出していなくて、最近のArdbegの味の強さとあいまって、とっても「おいしい」と思うモルトになっていました。よそのピート強めのものとは比べものにならないおいしさ。やっぱりArdbegすばらしい。
・OMCのArdbeg 24y.o.。マスターには、度数的にも年数的にも「"Super Nova"の後だと弱く感じるかも」と言われましたが、間にドライフルーツなどをつまんだせいか、弱さとは感じませんでした。むしろ、年数のわりに骨のある味だと思ったなあ。老船長のイメージ。海っぽくて、きれいに熟成した感じ。
突き出しのいぶりがっこがいけてました。ドライフルーツに、バーテンダー見習い中のともちゃんのベトナムみやげのキウイが入ってたけど、なんだか「防虫剤のとなりにおいてにおいがうつってしまった」みたいな味でした。あれがベトナムの味なのかなあ……正直、微妙だったかも……
2009年4月27日月曜日
日本酒: 開華 みがき
2009年4月26日日曜日
文化/wine: 歌舞伎 / 三笠会館
大好きな場所のひとつ、歌舞伎座があと1年ほどでなくなってしまいます(ビルに立て替え)。なんかこの、いまだに戦後っぽい感じがいいんだけどなあ。国立劇場などで見るより、ずっとそれっぽく感じるのはなぜなのでしょう。そんなわけで、一時期おさまっていた歌舞伎熱が再沸騰中(と言っても月に1回行くぐらいだけど)。さらに、るみちゃんが行きたいと言ってくれたので、予定を合わせてふたりで歌舞伎座に行ってきました。
夜の部で、演目は毛谷村、廓文章、曽根崎心中。どれもカップル(最初のは微妙だけど)の登場するお芝居でしたが、やっぱり廓文章が、上方歌舞伎のつやっぽさに仁左衛門と玉三郎がばっちりはまって一番印象的だったなあ。三階A席の西側だったので花道がまるっきり見えなかったのが残念。まあ、三階席で花道がよく見える場所はないんですけど、東側だったらそれなりに見えるんだけどなー。
本日の我々。るみちゃんはめずらしいお太鼓姿。やさしい色の、江戸小紋? なんだかしっとりふんわり和菓子を思わせるような着物姿で、とってもすてきでした。私は実は歌舞伎を見るのに着物で行くのは初めて。つ……付下げはやりすぎ?とかいろいろ考えたあげく、蝶柄の大島に派手な描き帯。先日作ったバッグで出陣しました。余談ですが、写真をとっているのは我が家の居間の一角。大好きな笠井正博さんの版画が並んでいるコーナーです。
終幕後、どこかでちょっと飲みたいね、とお店を探したのですが、日曜日の夜の銀座は軒並み閉まっていて困りました。そんな中、三笠会館のイタリアンバール、La Violaが開いていたのでラッキーでした。さすがイタリアンバールというだけあって、ワインが全部イタリアものでした。えらいなあ。グラスワインもいろいろあって便利です。私は下の三種類をいただきました。
・Montej rose しっかり辛口。バルベッラ・ダルバ+ドルチェット。
・Tormaresca rosso ネグロ・アマーロ70%+カベルネ・ソーヴィニョン30% 割と酸味が立つ飲みやすいワイン。
・Sottimano "Mate" rosso 果実味もタンニンもしっかりある、濃い赤。おいしい。ブラケット100%。
お料理もいろいろあって目移りします。観劇中にお弁当を食べていたこともあって、軽めに。チリメンキャベツと豆の煮込み、アスパラ、春野菜のパスタ、ライスコロッケ。どれも上品でおいしかったです。三笠会館って実は敷居が高くて入ったことがありませんでしたが、ここは気軽に使えそう。
歌舞伎を楽しんで、おしゃべりしながらおいしいものを食べて、とっても楽しい1日でした。
2009年4月25日土曜日
日本酒: 今日も見山
2009年4月24日金曜日
日本酒: 見山
仕事の打ち合わせの帰りに上野広小路を歩いていたら、リサイクルショップの店頭でネクタイが1本100円で売ってました。半襟にしようと、手触りのいい絹地のネクタイを2本ゲット。もちろん絹100%だよ。さっそくほどいてアイロンをかけました。あれ、衿芯が切れてる。買ってこないと。(私は、半襟を衿芯につけた状態で置いておくことが多いです。で、その衿芯を襦袢につけるのだ)着物って実際に着るのも楽しいけれど、どう合わせようとかどう工夫しようとか考えるのがまた楽しいのです。
夕食は、なんだか刺身が食べたかったのでほたて、それからまぐろのすき身でネギトロ。最近はまっているアボカド焼きなどもそえて、さっぱり行きたいね、と中尾酒造の見山を合わせました。今年の見山は例年に比べて特にキリッとしている印象。アボカド焼き、お店でおいしかったのでまねして家のコンロで焼いてみたら、笑っちゃうぐらい簡単で美味なのです。塩やしょうゆをちょっとかけてスプーンでいただくと、ちょっと卵の黄身のような濃厚感で、お酒もすすみます〜
デザートに、yuoがKAIANで買ってきてくれたケーキ。去年駿河台下の交差点近くにできた同名のイタリアンレストランのブランジェリーなのですが、パンもお菓子もすっごくフレンチっぽくできていて、とってもおいしいです。しかし、このお店のケーキ、すっごく大人向けの味で、甘くないんですよね。むしろカラメルとかのにがみが際だっていたりして。私は好きですが、普通の甘い物好きにはどうなんだろう? 銀座のピエールマルコリーニのチョコレートドリンクに通じるものがあります。
2009年4月19日日曜日
着物でゴー: 根津谷中
二升ガールズスピンアウト企画の着物でゴーも、3回目となりました。あいかわらずまったりと、着物でお散歩&飲みのゆる〜い企画です。参加者9人はあんまり前と変わりませんが、女子の割合が増えて華やかになりました。着物を楽しむにも花を見るにもちょうどいい季節だったので、まず根津神社のつつじ祭から。ちょうど満開で完璧なタイミング! いいお天気だったので、亀もいっぱい出てきてました。ひなたぼっこ、ぽっかぽか。
一口につつじと言ってもいろんな種類があります。真っ赤でフレアが入ってるのがきれいだったな。
参加者(の一部)。通りがかりのおじさんに「お嬢さんたちの着物も旦那衆の着物もいいねー」とほめられました:) やっぱり春は女子の着物が華やかになります。かつ、それぞれの個性が出ていてすてき。旦那衆は黒っぽい人が多かったので、ちょっと地味に見えましたが、やっぱり個性が出ていると思いました。どうせ遊び着なんだから、もっといろいろやっちゃってもいいんじゃないかと思います。紬にもいろいろあるし、帯や半襟を代えるだけでけっこう印象が変わるものです。そうだ、次は誰か袴いこうよ〜(男子)。
根津から、ぶらぶらと谷中界隈を散歩。和紙屋さんや履物屋さんなどを眺めている間に、骨董屋さんにはまって別行動になってしまったるみちゃんとワカダンナ。谷中銀座で再合流しました。ここで後から来たUさんも登場。つながれてもいないのにトロ箱でくつろいでいる猫2匹発見。写真撮られようがさわられようが動きません。よっぽど発泡スチロールって居心地いいんだろうか。よみせ通りのリカーズのだやさんでこうへいさんにも会って、今宵のお酒を購入して、なぜか恒例となっているルノアールでのお茶タイム。
夜は千代田線でちょっとだけ移動して、町屋のどじょっこに行きました。ぜひみんなに食べてもらいたかったんだもん。残念ながらなまずは品切れでした。集合写真パチリ。私の本日の着物は「ばかげた」(と売ってくれた店の人が言っていた)模様の銘仙に緑地にさくらんぼみたいな相良刺繍の帯です。誕生祝いにいただいた帯締をしめて、かごバック。私は銘仙は小柄しか着れません。大柄の(布団がわみたいな、とお店の人が言っていた)銘仙を着ると、完全に「田舎の子」になっちゃうので。
ゴージャスなクジラ紅白刺いりの刺身盛り合わせ、大あさり焼き、にこごり、あんきも。クジラ竜田揚げやどじょう鍋も食べました。お酒は乾杯のビールに持ち込みの2升が空いて、さらに追加してました。まあ、この人数ですからね。料理はクジラが評判よかったかしら。どじょうは「変わった味だね」という声があり(笑)
実は私は風邪気味だったのでここで失礼しましたが、二次会組は千駄木に戻って鳴滝でさらに飲んだとか。元気だねー。
着物でゴー、次回は浴衣の季節にやる予定です。場所は東京の西の方かな? メーリングリストでお知らせなどしているので、ご興味がある方はご連絡くださいませ。
2009年4月16日木曜日
2009年4月11日土曜日
日本酒: tono5周年記念中尾酒造の会
tono;4122が5周年を迎えました。その記念として、大阪茨木市の中尾酒造の蔵元杜氏である中尾さんを囲んで中尾酒造のお酒を飲みまくる会がありました。わー、ぱちぱち、おめでとう!
前のエントリで紹介した着物にバッグで参戦です。まず、お店のマダム、じゅんこさんからあいさつの後、中尾さんの音頭で乾杯。
それにしても、今回はお酒を文字通りたっぷりいただきました。
・見山(三島雄町純米吟醸生酒) 2006,2007,2009
・龍泉(山田錦純米吟醸袋しぼり生酒) 2005,2006,2007,2008,2009
・見山にごり(三島雄町純米吟醸生原酒) 2005,2006,2007,2009
・龍泉ひやおろし(山田錦純米吟醸ひやおろし) 2006,2008
それぞれ50mlずつということだったので、単にひととおりいただくだけで4合いっちゃう。それにきき酒ゲーム分とかお代わりもあって、たぶん一人6合ぐらいぺろりでした。しかもほとんど生酒という。いやー、ひさしぶりにたっぷりアルコールをとった気分。
垂直テイスティングメインだったので、それぞれの年のできぐあいや熟成度合をいろいろ学べて楽しかったです。特においしかったのが、
見山2006: 低温熟成のためかひねてなくてボディが出てきていておいしかった。
見山/見山にごり2009: すっきり感・きりっと感が高くて、料理がすすんだ。
龍泉ひやおろし2006: このカラメルっぽさがほんとたまりません。
でした。でも人それぞれだったので、これは私の評価です。中尾さんの話もとってもぶっちゃけてておもしろかった~。
お料理は、前菜その1がきのこのブルスケッタ・サンシモンのブルスケッタ、前菜その2が中尾杜氏作見山の奈良漬け・マグロのカルパッチョ・みつせ鶏のレバーパテタスマニアマスタード添え、菜の花と赤米のリゾット、もち豚のグリル見山の酒粕漬けでした。赤米は見山の三島雄町を育てている小田さんが作ったものだそう。豚に赤米が載っているのはそれまでに食べきれなかったから^^; それに酒粕パンをがまんできずに一口かじってあってごめんなさい。どれもおいしかったです。奈良漬けは中尾さんらしい、どっしりおやじっぽい味でした(笑) デザートは写真ありませんが、酒粕ジェラート。濃厚でおいしい…。
何回か蔵などにお邪魔していますが、いっつもジャージなので、こんなにかっこいい中尾さんは初めてみました。ラガーマンだけに骨格がしっかりしていてワイシャツが似合いますね~。tono専属アーティスト酒子さんの描いた本日のお食事たち。食べる前にこれをささっと描いて、食べて飲んでおしゃべりもして、さらにお酒のおかわりまでしちゃうんだからすごい! 今日のお酒は全部絵にするとおんなじ感じでちょっと描きにくかった?
一通り飲んだところで、最初にやったきき酒クイズの解答が……ぴたりと当てたのは杜氏本人だけでした。年代違いだった5人ぐらいでじゃんけん勝負。最近お酒関係だけ妙に運のいい私はじゃんけんに勝利して酒和笑○をいただきました。中尾酒造の発泡にごりで、すっきり何にでもよく合います:) 中尾さんと記念写真ぱちり。けっきょくぎりぎり11時過ぎまで楽しんで、お酒をかかえてご機嫌に帰ってきました。tono;4122と中尾酒造のますますのご発展を祈っております!
その他: 着物でおでかけバッグ夏
登録:
投稿 (Atom)