2007年3月26日月曜日

台湾6日目:あとは帰るだけ

旅行中、我ながらよくもつなあ、と思ってたけれど、 最終日になって、とうとう来ちゃいました。 胃は食べ物を受け付けないわ、足の裏はズキズキするわ。 ふたりとも程度の多少はあれそんなだったので、 朝ご飯はあきらめて、チェックアウトの12時近くまで ごろごろしたり入浴したりしていました。 あ、近くのセブンイレブンでちょっと買い物したな。

12時にホテルを出て、タクシーとバスを乗り継いで 桃園空港へ。 空港でちょっとだけ食べて(担仔麺)、
JAAのラウンジでまったりしてから乗機。 帰りは早くて、2時間半しかかかりませんでした。 とは言え、機中でも気分が悪くて、ちょっとつらかったです。 まあ、結局のところ無事に家について、猫もかわいがって、
胃薬も飲んで、だいぶ落ち着いた感じ。

全般的に、とても楽しく充実した旅行でした。 さて、次は今回食べのがした椀裸を食べに台南、かな? 阿里山にも行きたいなあ。

2007年3月25日日曜日

台湾5日目: 台北に戻って樺慶川菜餐廳

朝寝坊して、ごはんを食べずにチェックアウト。 ふーだお夫妻に新幹線の台南駅まで送ってもらいました。 で、駅にあるモスバーガー(なんだかすごくメジャー)で モーニングセット。チーズオムレツマフィンが美味でした。 日本でも売ればいいのに。

帰りの新幹線はなんだかとっても速く感じて、 気づいたらもう台北でした。 荷物を持ったまま中山地下街を歩いていたらMRT双連駅まで 来てしまったので、いっそのこと全部歩くことにして、 先日の古早豆花でお昼代わりに豆奬豆花を食べました。 トッピングにゆでピーナッツ。甘さ控えめでおいしかった。 その後また歩いて宿の城市商旅へ。

宿で一休みしていたら3時前になっていたので、 あわてて故宮博物院に向かいました。 さすが週末、故宮はすごい混みようでした。 特に特別展示の宋代青磁は大人気で入室に30分、 見るのに30分。5時に閉まっちゃうのに;; でも、その後も玉の白菜とか唐三彩の女人像とか、 宋代の水墨画とか、見たいものはなんとか見れました。 でも、やっぱり平日にゆっくり来るべき場所だなあ。

バスとMRTを乗り継いで台北駅に戻り、 台北地下街でちょっとお買い物。 料理本も買いました。めざせ、あやや茶館。 途中で飲んだジャスミン茶牛乳もけっこう好きでした。 台湾の飲み物にはなにかとヒットが多いです。 荷物を置きにホテルに戻って、気づいたらもう7時半。 またまたあわてて夕食に向かいました。

今日の夕食は樺慶川菜餐廳。 四川一貫のおじさんが修行した四川料理屋さんです。 中山駅近くの新生三越のすぐとなり(ちょっと裏手)。 8時前に着いておじさんからの紹介状を見せたら、 マダムが大喜びしてくれました。 食事は、アヒルの血を固めたものを使った鍋を始め、 いろいろいただきました。 お味の方はそれほど辛すぎることもなく、 だしのきいた味で大満足でした。 シメは酸辣湯にして、それもおいしかったのだけれど、 肉系ばかりだったので、ひとつぐらい魚も入れれば よかったなあ、と思いました。まあ、次はね。

夕食に出かける頃からだいぶひどい雨になったので、 往復ともタクシーで、おとなしく戻ってきました。
というわけで、今日は早めに寝て、 最終日の明日は朝ご飯にがんばる予定です。

2007年3月24日土曜日

台湾4日目: 台南満喫

台南2日目です。
今朝はホテルで朝食の後、台南市街を1時間ほど散策しました。 しかし、台湾の市街は基本的にでこぼこが多くて 歩きにくいので、そこでギブアップ。 ホテルの部屋で1時間ほどお昼寝タイムにしました。 本当に寝てしまって、気がつくと 別行動で散歩に行っていたyuoに起こされました。 おかげですっきり!

ふーだおさんと待ち合わせて、 今日は安平地域を中心に遊びます。 まずは、安平古堡近くのにぎやかな通りで、 お昼に台湾料理を食べました。 [虫可]仔煎(カキのお好み焼き風)、 蝦捲(エビのつみれの天ぷら風)、 えびチャーハン、はまぐりスープといったところ。 特に蝦捲がサクサクしていて気に入りました。
同じ道ではドライフルーツの砂糖漬の店なども並んでいます。 排気ガスのせいか、今朝からのどがひどく痛かったので、 のどに効くという八仙香(文旦を漢方薬でいぶして 四角く切ったもの)を購入。 しゃぶると、なんだか不思議な味で、 確かにのどのいがらっぽさが軽くなります。ありがたい。

つづいて、安平古堡を見学。 運河と川が見えて、景色がよかったです。 もう使われていないという土葬のお墓も見えました。 のどが乾いたので、西瓜牛乳に挑戦。スイカ牛乳シェイク。 これが、すっごくおいしくて、すっかりファンになりました。 日本に帰ったら、自分で作ってみよう…。
次は、ちょっと歩いたところにある 樹家徳記洋行(歴史資料館)を見学。 樹家は、ガジュマルにすっかり浸食された建物(廃墟)です。 自然の力のすごさを実感できます。これは、穴場だ。
3時頃になったので、おやつは安平豆花。 日本でもおなじみの豆花ですが、すごくやさしい味でぺろり。 私はタピオカ入りにしたけれど、小豆もおいしそうだった。

ちょっとくたびれちゃったので、観光は切り上げて、 ふーだお邸で一休み。うわー、広い! 白猫のタマちゃんとひとしきり遊びました。 うちの猫の半分ぐらいしか体重がないタマちゃんは、 真っ白ですごくかわいかったです。 かんなと本当に同じ生物なんだろうか…。

元気が出たところで、街中に出て、 ウィンドウショッピング…のつもりが、 かわいいチャイナ風シャツを見つけて、 つい買ってしまいました。えへへ。

晩ご飯は、安平の、福家という海鮮料理中心のお店でした。 処女蟹、エビ(巨大!)、いかだんご、クエと西瓜漬のスープ、 鮮花の炒め物など、食べきれないほどのごちそうを堪能。 鮮花というのは、台湾の野草で高級食材なのだそうです。 おいしい青菜でした。 お酒のある店だったので、台湾ビールも飲みました。えへへ。

食後はぶらぶら歩いてふーだお邸へ。 ふーだおさんの娘さんに初対面! まだ3ヶ月だというのに、髪もふさふさで首もだいぶ しっかりした、かわいい赤ちゃんでした。 どちらかというとママ似かな? 赤ちゃんが寝た後は、またタマと遊んでから ホテルに送ってもらいました。 今日は、ご飯はほどほどだったかな?

明日は台北に戻ります。ふーだおさん、色々ありがとう!

2007年3月23日金曜日

台湾3日目: 台湾新幹線で台南へ。今日も食べまくり

朝が弱いので、いまだに中華風朝ご飯にありつけていません。 今日も結局部屋の果物を食べただけ。油条食べたい…。

で、今日から2泊は台南です。 台北駅の地下から、話題の台湾新幹線に乗りました。 びゅわーんと、2時間で台南に到着。 乗り心地もよく、日本の新幹線と内装もよく似ていました。 高鉄台南駅はすごく郊外にあります。 この辺りは山がないので、ものすごくだだっぴろい印象。 バスで30分かけて一般路線の台南駅前に向かいます。 ロータリーに面した台南大飯店にチェックイン。 台南はすっかり南国で、ホテルは冷房されているので 外より中の方が寒いくらいでした。

ちょっと休んでから街に繰り出して、 まず度小月担仔麺本舗で、担仔麺に煮卵。 刻んだ香菜がいい香りでおいしいけど、 麺はあんまり腰がないのがちょっと好みじゃない感じ。 ここで、地元民のふーだおさんと合流して、 後はいろいろおまかせで案内してもらいました。 あ、日本人だよ。ほんとありがとう!

お腹がまだ物足りないので、福記肉圓で肉圓。 ゆで肉まんじゅうのトマトソースかけみたいな感じ。 うーん、普通? 飲み放題のセロリスープが美味でした。 その向かいの孔子廟を見学してから、ぶらぶら街歩き。 それから、成功大学を見学に行きました。 なにもかも広くてのどかで、いい環境だなあ。

夜は、ふーだお夫妻と一緒に、まず赤嵌担仔麺。 昼食べたのよりこちらのがさっぱりしていて、私好み。 ビーフンもおいしいー。ここは通いたいー。 サバニという台湾ならではの魚の煮込みがすごくいい。 好きな物をとりあわせて煮てもらう煮込みもおいしい。 特に豚の耳がヒットでした。飲み放題の仙草茶も美味。 食後は、赤嵌ろうの周りを、 台湾一おいしいという明月の冬瓜ドリンクを 飲みながらぶらぶら。

その後は細い通り沿いに食べ物屋さんが並んでいる通りに 移動して、小吃(小料理)めぐり。 まず、蝦仁肉圓。うわーーーーおいしい。 皮に芋の粉が入っていてぷるんぷるん。肉あんにエビが 入っているし、スープもエビだしたっぷりで、感動でした。 続いて、数軒先の豚内臓屋さん(?)。大繁盛の店でした。
心臓のスープと、骨髄のスープと、豚足をいただきました。 どれも優しい味で美味だったけど、私は骨髄に感動。 タラの白子のようなとろっとした食感で、 いくらでも入りました。 となりの果物屋さんで、蓮霧(林檎を柔らかくしたような果物)とトマト(!)とパイナップルを食べて、今日はもう満腹。 それにしても、蓮霧はすばらしい。
本当はこの通り沿いには蝦捲だの虱目魚[火庚]だの、 他にもおいしい店があるそうです。くやしいー。

そんなわけで、今日は帰ってきました。 これからお風呂に入って就寝。明日も楽しみだ。

2007年3月22日木曜日

台湾2日目: 猫空の茶藝館/欣葉など

今日はだいぶ移動しました。 いままでの寝不足がたたって、朝思いっきり寝坊しました。 あわてて待ち合わせ場所の龍山寺に行って、 近くの胡椒餅で朝食。ちょっと甘口。 龍山寺をぐるっと回ってから、地下鉄で市政府駅に移動して やたらたくさんある三越や台北101(世界一高いビル)の モールを回りました。 ブランドモールはどこの国も同じでつまんない。 スーパーでいろいろ試食させてもらって 軽いおみやげをいくつか購入。 その後忠孝復興駅に戻って、 けっこう流行っているチェーン店らしき店で 牛肉麺を食べました。私はトマト味。 スープや肉はおいしかったけど、麺がいまいち よくなかったかな。まあ、合格点ではありました。

木柵線に乗って、木柵道教のお寺へ。立派な山寺。 おまいりセットを買って、物売りのおばあさんに教わりながら まじめに礼拝。なかなか興味深かったです。

続いて、隣の山(?)にある猫空へ移動。 ここは、烏龍茶の産地で、 観光農園や茶藝館がたーくさん並んでいます。 その中の寒舎という茶藝館でお茶を飲みました。 ここは、斜面に個室状になったテーブルが並んでいます。 露天です。いいお天気の空の下、のんびりとお茶しました。いやー、こんな街から近いところに、 こんな場所があるなんてびっくり。

夕方に台北に戻って、台北地下街のいろんな店を冷やかして ぶらぶらとホテルに帰りました。 途中で買った仙草ゼリー入りジュースの薬っぽさが なかなか気に入りました。

晩ご飯は台湾料理の欣葉で。四川一貫のおじさんが、 「いい値段するけどうまいよ」と教えてくれたので。 確かにおいしかった! しじみの醤油漬けに感動。 切り干し大根入りの卵焼きはなんとかまねしたいです。 紹興酒も飲んでご機嫌。

腹ごなしも兼ねて、夜の街をホテルまで歩きました。 途中で、古早味豆花というお店で牛乳かき氷。
牛乳を凍らせてかき氷にする、まろやかーな味です。 これにあずきと練乳をかけて幸せの味が50元。
ふたりで半分こしてちょうどいい感じでした。 氷が細かくてふわふわで、すっごくおいしかったです。

で、また寧夏夜市を通って帰ってきました。 鴨頭(醤油味に見えるあひるの首)が気になるけど、 どう食べるのかわかりません。 戻って仕事してこの時間。おやすみなさーい。

2007年3月21日水曜日

台湾1日目: 台北たべまくり

今日から5泊6日の台湾旅行です。 メインは台南の成功大学に勤める友達を訪ねること。台湾新幹線に乗ります!

で、今日は午後1時半ごろに桃園国際空港に到着、 3時に台北のホテル(城市商旅)にチェックインしました。 ビジネスのランクが上の方のホテルですがなかなか満足。 部屋もきれいだし、ウェルカムフルーツもあったし、 アメニティがフランス製でグレープフルーツっぽいよい香り。

部屋でしばらく片付けたり調べ物したりして、 5時に別のホテルに泊まる友達と待ち合わせてお出かけ。
京鼎小館で小龍包などをいただきました。 続いて滋和堂で全身&足マッサージ。 タクシーで士林夜市まで行ったけどお目当ての店が 開いてなかったので散策していちごミルクを飲んだだけ。 電車で戻ってきて、髯鬚張魯肉飯で第二晩ご飯。 あとは寧夏夜市を冷やかして帰ってきました。

食べたものは、どれもとてもおいしかった。 特にあの小龍包は忘れがたい…。 (1日目にして)問題は、どこの店にもお酒がないことぐらい。 マッサージも、今まで受けた中で一番痛かったけど、 一番効きました。いろんな意味ですごすぎます。

さて、明日はどうするかなあ。わくわく。 いろんな人に台湾おすすめご飯情報をもらって、 時間と胃袋が足りない状態ですが、 まだまだ教えていただけると大喜びです:) ええと、滞在地は台北と台南でございます。