2009年2月2日月曜日

広島:竹鶴酒造2日目(その2)

竹鶴2日目の続き。

つづいて、明日蒸す分のお米の洗米浸漬で す。今朝は少なめだったみたい。洗ったお米は時間を計りながら吸水させます。黒いお皿に載っているお米は、吸水の状態を見るためのものです。ほどよく色が 変わったところを見計らってザルを上げて水を切り、あとのザルは同じ時間で上げるようにします。このお米は午後に甑に入れられることになります。


朝からがんばって、やっと休憩です。トースターでぷっくり焼けたひねりもちを蔵人さんたちと分けていただきました。おいしーい。やっぱり私は餅米よりこっちのがいい。

次の仕事は、きのうもとすりし たもとを一本のタンクにまとめる作業。実は夜のうちに当番の蔵人さんが二回ほどかきまぜる作業をした後です。もったりして、いい感じになっていました。二 人がかりで息を合わせて持ち上げた桶から、ひしゃくとへらでもとをタンクに移します。一滴も残さないように、丁寧に丁寧に。
このころ、同行の皆さ んがけっこう続々と脱落していってしまったので(寝不足と寒さのために、こたつの部屋にいた模様?)、ほとんど見ているのは私だけで、なんだか世間話とか 昨晩ホテルに帰ってからの話とかしながらのまったりした時間になっておりました(笑) 技術的な話とか聞きたかった気もしないではないですが、頭が働かな かったのでした。残念。

さて、この作業が終わったところで飛行機の時間が近づいてきてしまったので、残念ながらおいとますることになりました。貴重な体験をありがとうございます。考える材料もいっぱいもらった気がしました。

お みやげにお酒を買って、社長に送ってもらって空港に向かったのですが、帰りの時間の伝達に問題があったみたいで実は間に合わうかどうかわからないぐらいぎ りぎりしか時間がなく、社長のすごいドライビングテクニックでなんとか間に合わせていただきました。どうもすみませんでした……^^;
帰りの飛行機では思いっきり熟睡しました~。


この日、ちょうど今年の初しぼりが出荷されたので、おみやげに一本買ってきました。出荷された分が東京に届くのは翌日だったので、これが正真正銘今日東京に存在する唯一の今年の竹鶴初しぼりだったわけだ。疲れ果てていたので、当日には飲めなかったんですが……。
そんなわけで、楽しく勉強になった広島旅行はこれでおしまい。

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