2008年11月27日木曜日

Portugal9->Lisboa: Ginjinha

今日はOpenBSD mini Hackersonの解散日。ホテルをチェックアウトしてスーツケースを転がしながらHacking roomに向かいました。しかし最後まで片付けながらハックを続ける野郎ども。すんごく寒くて待ちくたびれたので、コインブラ大学のキャンパスを散歩したりしてました。
昼前にタクシーに分乗してCoimbra-B駅に直接乗り付けて、そこから特急列車でリスボンに向かいます。駅で列車待ちの間にカフェをくいっと立ち飲みしてお菓子パンをかじってお昼代わり。だんだんポルトガル的生活に慣れつつあるのに、もう明日の朝でおしまいなんて、ちょっとさびしいなあ。
列車に乗って席を確認すると、同行9人のうち8人で車両真ん中にあるテーブル付きの席を占拠する形になっていました。で、残りのひとりがすぐ後ろの席。座ってみんなが最初に取り出したものは…もちろんノートPC。私以外全員キーボードを叩きながらの愉快?な旅でした。まったくもう。
ひとりはそのまま別れて空港に向かっていきましたが、我々を含め8名は明日朝の飛行機なので、リスボンの繁華街にあるホテル・ムンディアルにチェックインしました。えーと、とりあえず普通のシティホテルって感じでしたね。


さて、荷物を置いてロビーに集合して、「おれがいいところに連れてってやる」とガイドを申し出たお酒大好きポルトガル大好きスイス人のマークについてぞろぞろ行くと…いきなり小さなバーにやってきました。お酒を出すカウンターしかない店で、みんなお店の回りで立ち飲みしてます。ここで売っているお酒は、サクランボのリキュールGinja(ジンジャ)。お店の名前はA Ginjinha。そのまんま…。サクランボ1個とたっぷりのジンジャが入ったグラスがひとり1つ回ってきました。昼から立ち飲み、わーい。味は、そうですね、さっぱりした梅酒に似ていて、ちょっとスパイスも入っているのかな?というエキゾチックな香りがしました。サクランボは、まあ、飾りかな。さすがにこれを飲んでいる女性はあまりいなかったので、ひとりでは飲めなかったと思います。マークに感謝。


燃料が入ったので元気になったのか、誰ということもなく、高い方へ歩くことになって、街を見渡せる展望台にやってきました。ポルトガル初日に行ったのとは反対方面の、比較的新しい地区だったので、なんとなく街が明るい印象。


まだずいぶん早い時間だったのですが、「おなかがすいた」という声があがったので、早めの晩ご飯。Trindadeという、ビールメーカー直営のレストランでした。ここはうまいぞ、というマークのお墨付き。みんな適当にビールと本日のサービスメニュー(ビーフストロガノフ)を頼む中、魚にこだわるyuoと私。yuoはバカリャウ・ア・ブラス(干しタラとポテトの卵とじ)にビール、私はバカリャウ・コン・ナタシュ(干しタラのグラタン)にハーフの白ワインTerras Altasというダオン地方のワインでした。この旅行で初めてダオンのワインをいただきました。うーんと、まあハウスワインだし、普通? 単に飲んだ中だけで言うなら、私はドウロのワインが一番気に入ったな。この白ワインはフレッシュでフルーティーという感じ。料理は、バカリャウはとってもおいしかったです。みんなのまねしてビーフストロガノフにしなくてよかった。バカリャウのグラタンにはあらくつぶしたじゃがいもが載っていて、ほくほくでいい塩加減で、ほんとすばらしかった。ただ、野菜がないのが残念でした。


店を出て、ビールを飲む派(ほんとよくビールを飲む人たちでした)と買い物散歩派に別れて、街をぶらぶら。我々は買い物散歩派です。前に行った酒屋ナポレオンでおみやげワインを1本買って、本屋をのぞいたらもうお店の閉まる時間になってしまったので、ホテルに戻って解散しました。また会いましょう! 写真は、街の繁華街から見たエレベーター(街の高台に行ける)です。なんだか不思議な光景。

夕方に食べたので夜になってもお腹は空かず、でも何もないのもさびしかったので、ホテルのラウンジでちょっとお酒を飲みました。…何を飲んだか覚えていません。yuoはヴィンテージポートを飲んでたんだけどな。明日は朝早いので、部屋で荷物整理をして、就寝。

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