2008年11月26日水曜日

Portugal8: Conimbriga遺跡



今日は、Coimbraからバスで30分ほどの郊外にあるConimbriga(コニンブリガ)に行きました。ここには、ローマ帝国の都市の遺跡が残っています。それにしても、いいお天気で寒い日でした。コインブラ駅前でバスを待っている間も、バスに乗っている間も、降りてからも、もう寒くて寒くて。10時ぐらいについて、帰りのバスは13時(日に2本しかない)だというのに、チケットを買って最初に行ったのはカフェでした。いやあ、遺跡以外なーーーーんにもない場所で、付属の博物館(カフェとトイレあり)以外はすべてふきっさらしだったという。熱い紅茶(ティーバッグだけど)をゆっくり飲んで30分ぐらいかけて体を温めて、しっかり準備のできたところで遺跡に向かいました。

季節外れの平日だったので、中学校のクラス遠足みたいな集団がいた以外はほとんどひとりで好きに歩き回れて、寒さ以外はとても気分がよかったです。遺跡も興味深く、説明はほとんどなかったのですが、かえって空想がふくらんでワクワクしました。しかし、たいして広くないのに公衆浴場が4つもあったぞ。古代ローマ人ってほんとお風呂好きだったんだなあ。
1時間ほどで遺跡から戻って入り口の博物館を見学。古代ローマ時代の生活などの研究展示はけっこう高レベルだと思いました。展示にはほとんど英語がついていたので助かりました。当時のコニンブリガの広場の模型があって、おもしろくてなめるように見てしまった。


コニンブリガ周辺は、オリーブの木ばっかりでほんとなーーーんにもなかったのですが、行き帰りのバスの道中は、あちこちの小さな村を回るので楽しかったです。数時間のショートトリップだったけれど、なんだか満足。


さて、コインブラに戻るとちょうどお昼時だったので、yuoと待ち合わせて街でお昼。さすがにO Serenataに3回行くのもどうよ、と思ったので、近くの別のポルトガル料理屋にしました。でも同じマットを使っていたから、同系列だったのかも。こちらは、まあ、普通の街の食堂という感じかな。昨日の食べ過ぎ飲み過ぎがたたっていたので今日ばかりはお酒なし。水を飲みながら、野菜スープと、バカリャウ・コジード(干しダラのバターソース)を食べました。さっぱりしていておいしい。干した魚を戻して調理しているので、独特のうまみとシコシコした食感があって、他の魚とはやっぱりひと味違います。ゴロンとそえられているゆで卵は謎だったけど。ポルトガル人は卵好き? 山のようなおいもは無理でしたが、あとは完食!

食後はyuoと別れて、ちょっとお店をのぞきながら帰りました。明日にはもうコインブラを立つことになります。早いなあ。コインブラ最後の夜だというのに、やっぱりおなかがもたれて、晩ご飯は果物とナッツとビールだけでした…。なんだかだんだん、主食は昼、になってきました。

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