2008年11月23日日曜日

Portugal5: モンデゴ川の対岸へ

yuoには土日もありません。今日もhacking roomに行くそうなので、やっぱりひとりで観光です。昨日パステラリアで買ったカスタードたっぷりのパイを食べて出発しました。このパイ、カスタードがしっかり卵の味で、とってもおいしくてとっても大きかったです。いいことずくめ。
さて、Coimbraは川の向こう側にも広がっている町。今日は日曜日でお店もほとんど閉まっているので、川の対岸にある観光地をめぐってみることにしました。とりあえず行きは歩いていってみました。山を下りて川を渡って旧サンタ・クララ修道院まで40分ぐらいだったかな。

川のこちら側は郊外の住宅地という感じです。大きなショッピングセンターがちょっと向こうに見えました。団地もありました。住んでいる人が過ごすからなのか、こちら側のカフェは何軒か開いています。街の中心はなーーーーんにも開いてないのに。
さて、まずは修復中の旧サンタ・クララ修道院を外側から眺めました。13世紀に建立されて17世紀に閉鎖されたそうで、歴史を感じる造りでした。いい天気で暑いぐらいだなー。
まぶしい陽光にちょっと圧倒されながら急な坂を上っていくと、新サンタ・クララ修道院があります。17世紀から18世紀の建築です。通りで派手な感じ。こちらは日曜日も入れると聞いたのですが、行ってみたらミサの真っ最中。後ろの方で参加させてもらおうかと思って一旦入ってみたのですが、さすがに申し訳なくなったのと、聖歌隊のありえない下手さ(いやあ、すごかった)に耐えられなくなって、やっぱり途中で抜けさせていただきました。途中での出入りもけっこうあったので目立たなくてよかった。それにしても、そこら中を埋め尽くす車の数と人の多さ(2,300人はいた)にびっくりです。やっぱりカトリックの国ですね。ちょっと感動しました。日本ではありえないもんなあ。

今度は坂を下って人影のない団地(ちょっとこわかった)を抜けて、とあるリゾートホテルの裏手へ。このホテルのゴルフ練習場の横から、涙の館に行けるのです。涙の館とは、14世紀の王子と侍女イネスの悲恋にまつわる遺跡だというので行ってみました。が、うーん、これは単にホテルの裏の林なのでは。もちろんホテルの整備された庭にもつながっています。泊まってみたい…。涙の館は完全な廃墟で、アーチがいくつか立っているだけでした。イネスが殺されたという涙の泉も単なる水路にしか見えないし。ちょっとがっくり。
ただ、お天気もよく、林の間を歩くのは楽しかったです。ホテルの庭も楽しく散歩しました。

帰りはさすがにくたびれていたので、旧サンタ・クララ修道院の近くまで戻ってバスを待ちました。ああ、バスだと楽ちん。


中心街に戻ってからお昼を食べる場所を探しましたが、見事なまでに見つかりません。しまった、対岸のカフェで済ませてくればよかった、と思っても、もう後の祭り。かなり歩いて、メインストリートから離れた学生街でマクドナルドが開いているのを発見して、つい入ってしまいました。しかし、日本のマクドナルドに比べて、いろいろとっても立派。サラダの食べ応えがすごかったです。それに、セットでビールが選べたので、喜んでビールを飲みました。マクドナルドでこんなにくつろいだのは初めてかもしれません(笑)

その後、またバスに乗って山の上のホテルの前まで。やっぱり疲労がたまっているらしく、夕方からたっぷり寝ました。夜yuoから電話があって、街で唯一開いているという中華料理屋さんに行くぞ、と言われたのですが、とても部屋から出る気にならず。するとyuoも帰ってきたので、昨日買ったサラミや果物をつまんで、リスボンで買ったワインを開けて、晩ご飯をすませてしまいました。そしてまた寝る寝る。

0 件のコメント: