2008年8月9日土曜日

山中湖2: 富士ビューホテルとエクシブ山中湖


山中湖2日目は荒れ模様の空でした。まあ、骨休めに来たんだしね、と我々はまずのんびりと朝食に。今朝は和食の朝ご飯でした。こちらのお店には天ぷらカウンターに野菜ソムリエの板前さんがいらして、自ら野菜の買い付けに農家まで足を運んでいるということでした。朝もその場で作りたての卵焼きとおひたしが出てきて、ヘルシーでおいしいごはんでした。その後野菜ソムリエ氏にいろいろ野菜の選び方や調理法なども教わって朝から頭にも栄養。

さて、1日部屋でごろごろしているわけにもいかないし、どこかへ行こうかと車でホテルを出て、とりあえず河口湖へ向かってみました。道中、ファナックの工場がたくさん並んでいて、危うく自分までファナックイエローに染まるんじゃないかというほどの勢いでした。yuoがコマツイエローとはまたちょっと違うんだ、なんてミニ知識を披露したりして。なんでそんなこと知ってるんですか?
しかし、走っている間に天気はどんどん悪くなり、台風かと思うほどの風と雨になりました。雨宿りを兼ねて富士ビューホテルに駆け込みました。父によれば、ここのビーフカレーはとてもおいしいとか。でも朝ご飯がまだ消化しきれいていない母と私はサンドウィッチにしました。このBLTサンド、さすがホテルクオリティで美味でした。


その後、この雨じゃどうしようもないね、とまっすぐ山中湖へ戻り、近くの酒屋で晩酌用のワインを買って戻ると…雨も風も不思議にやんで、富士山がきれいに見えました。なにそれ。

今日の夕食は和食の花木鳥で。しかし、どうしてこういう和食どころって冷酒ばっかりなんですかね。まあ、今は夏だからというせいもあるのでしょうが。吟醸系ばかりだし。ひやや燗は本醸造ばっかりだし。食事中心だから酒が邪魔をしないようにさっぱりとした酒を選ぶ、という話も聞いたことがありますが、せっかく飲むんだったら食と酒のマリアージュを追求して相乗効果をねらってくれる方が私のような客としてはうれしいけどなあ。私には選びにくい酒リストから、せっかくなら地元のお酒を、というわけで、春鶯囀 夏のなまざけ(純米生酒)にしました。ええと、うーん印象がない。つめたーく冷えていたし、けっこう濾過されている感じでした。その後、食事の後の方でお酒を少し追加したかったので、春鹿 超辛口純米酒。小さいサイズの純米酒がこれしかなかったので。ええと、おやじ酒でした。これは正直失敗でした。


お料理は、たいへんたいへんおいしゅうございました。最後にちょっと中華風の味付けをした煮込みが出てきたのですが、それが秀逸でした。…ああ、燗酒が飲みたい味だよう…。


その後、部屋に帰って二の岡フーヅの生で食べられるベーコンに甲州ワインを合わせてみました。初めて見るぶどう品種だったのでアジロンダックというのを買ってみたのですが、けっこうどっしりした甘口で口に合わず残念でした。甘口ワインが好きな人にはとってもお買い得ないいワインだと思うんですが。テレビでは北京オリンピック開会式が流れていて、民族衣装の好きな私は入場行進にはまって最後まで一人で見ておりました。アフリカやラテン系の国っていいですよね。今年は日本もまあまあだったけど、ぜひ着物でやってほしいなあと思いました。洋服じゃヨーロッパ人種に絶対見劣りするし、袴をつければぴしっとした感じもでていいと思うのだけれど。

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