2009年6月20日土曜日

sherry: しぇりークラブ at 銀座


しぇりークラブの、フェスタ・デ・しぇりークラブに行きました。スペイン原産の酒精強化ワイン、シェリーですが、実はこのお店が世界一の品揃えなんだそうです。日本ってすごい。
以前から好きで飲んでいたシェリーだけど自宅で開けるのは一度に1,2がいいところ。いろいろ飲み比べしてみるにはイベントが一番というわけで、ほぼ毎月開催のフェスタに参加することにしました。さまざまなシェリーが(用意してある分は)飲み放題、料理はビュッフェで、フラメンコもあります。二升ガールズ着物でゴーのみんなと一緒だったので気後れなし……と言いたいところですが、「女性は早めに行くとフラメンコ衣装を貸してもらえるよ」という言葉に載せられて、早い時間におずおずと一人でうかがいました。でもそのおかげで、衣装が選び放題。しかもフラメンコをやっている方と衣裳部屋であったので、髪飾りなんかもいい感じにつけてもらったりして。


お店は2階と3階で、2階がバー(ボトルシェリーが並んでいる)とダンス会場、3階がビュッフェとテーブル席という構成。テーブルはあまり多くなかったので、ゆっくり食事するのは難しそうでした。
まずは3階に上がって、ベネンシア(ひしゃく)で樽のシェリーをグラスに注いでもらいました。フィノ。ベネンシアドール(ベネンシアを使う職人)かっこいいなあ。ここでやっとみんなと合流。


左が3階、右が2階の様子。でもこの後人がどんどん増えて、もっとにぎやかに。
とりあえずおなかにものを入れたら、さっそく2階に向かいます。
一緒にいったみんなの中にも、主に3階でのんびり飲み食いする人、主に2階で飲む人、フラメンコを楽しむ人といろいろ別れて好き勝手。私、二升ガールズのみんなのそういうオープンというかゆるいところが好きです。


いただいた中から主なものの写真を。
いまいちきちんと銘柄を把握できなかったので、個別データはなしで。
まずは珍しいものから、と思って、フィノ・アモンティリャードパロ・コルタドをいただき、そのあとはアモンティリャードオロロソを片っ端から。やっぱりまだ舌がシェリーには慣れているといいがたいので、たくさん飲むほど、個々の違いよりも全体を通したシェリーらしさが感じられるような気がしました。主に食後酒とされるオロロソでも、やっぱりさっぱりした酸味があるので、するする飲めちゃうんですよね。
もちろん、スイート、クリームと言った甘いものもたくさんあって人気でしたが、私は甘い酒はことごとく苦手なのでパスしました。

途中でフラメンコを聴いたり見たり踊ったりとすっかり楽しんで、でも大体の時間はバーカウンターに張り付き状態で、演奏を終えたギターやカンテのミュージシャンの方々とお話もできたりして、とってもすてきな時間を過ごしました。
お開きになったころにはもうちょーーーーーーいーーーーきぶんーーーーーだったので、着替えに時間がかかっちゃった。一応2次会も行って、悪くない店だったのは覚えているのですが、お酒の味なんて全然わかりませんでした。よくないなあ。反省。


しぇりークラブの衣装をお借りして。踊れないのでちょっと地味めなのにしてみました。あんまり写ってませんが、布地をたっぷり使ったロングスカートがいい気分でした。

0 件のコメント: