酒ぶろぐ: wine: お花見散歩と焼き鳥今井

実は誕生日です。そこで、散歩をリクエストして、用事を済ませて午後に上野で待ち合わせしてから、根津を回って谷中墓地の桜を見るというコースを歩きました。上野公園は人が多くて酒臭いのでパスして、池之端をずんずんと。谷中墓地もさすがに今日はわりと花見客が多かったです。でものんびりできる程度でよかった。花曇りというのか、ちょっと背景がグレーですが、満開の桜がきれいです。おもしろい構図を探して写真を撮りまくっちゃった。

今朝、とつぜん届いた小包はるみちゃんとしーちゃんからの誕生日プレゼントでした。ありがとう！すごくすごくうれしいです！しかも、先日の着物でゴーのときにくのやさんで「かわいくて便利そう……」と目がくぎづけになっていた帯締めでした。ほしそうなのがバレバレでしたね^^; ちょうど合いそうな着物で出かけるところだったので、さっそく使わせてもらいました。やっぱりいいものは違うね～。しっかり伸びてきゅっとしまります。長さもたっぷりで、つけごこちも満点でした。
そんなわけで、今日は夜桜をテーマに、黒地に泊置きの小紋（お召し？）に満開の桜の描き帯（ほんとは桜の満開の時期に桜柄はやぼなんだけど）。肌寒かったので黒いレースの羽織。

さて、今日は焼き鳥今井でディナーです。開店直後について、奥の席でくつろぎました。いつも日本酒なので、今日はワインでせめてみたい！　まずはMonmousseal cuvee J.M.（モンムソー・キュベ）で乾杯。これは色もきれいでしっかりおいしいヴァン・ムスーだなあと思ったら、有名なんですね。スタンダードランクのものがどこぞの航空便ビジネスクラスで供されているとか。今度買おう。
その後は有機農法（ビオデナミ）ワインで有名なマルセル・ラピエールのMORGON 2007。花や甘いフルーツの香りが際だつ、とてもとてもおいしいワインでした。出てくる料理にもよくあって最高。これは今井さんもおすすめだそうですが、単にMORGONと書いておいたときはあまり出ず、ラピエールとつけたら売れるようになったとか。そりゃそうでしょう^^;

4月からコースの仕組みがちょっと変わっていました。前菜をレバーパテかささみ昆布締めか選んで、その後鶏肉と野菜焼きが出ます。野菜焼きはその日の野菜焼き（今日はフルーツトマト）になりました。お好みでその他の野菜や肉を選んだり、追加できたりするところは前と変わらずです。基本コースで3000円。前菜は、今回はワインなのでレバーパテにしました。レバーたっぷりでパンが足りなくなりそうでした。それから、一品料理で肝刺し。2皿分しかないので、開店後5分（最初のお客様と我々）でなくなってしまうことに。うーん、早めをねらうとこんないいことがあるのか、と思ったぐらいおいしかったです。手前から白子・砂肝・ハツ・レバー。特に砂肝のサクサク感がたまりませんでした。やばい、いくつでも食べられそう。野菜焼きでホワイトアスパラ。ちょうど今日から露地物だそうで、太くて甘くて美味。