2008年10月19日日曜日

日本酒: 醗酵リンク大会

今年も醗酵リンク大会へ行きました。こちらは去年の模様です。この会は、日本酒・食品ライターの藤田千恵子さんが主催の醗酵リンク、年に1度のイベントなのですが、今年でこの形式での開催は最後といううわさを聞きました。それは残念…でも、とにかく楽しまなくっちゃ。藤田さんの挨拶の後に、今年は農産物流通コンサルタントの山本謙治さん、すなわちやまけんさんの講演。わーい、やまけんだー。ファンなので大喜びです。講演のテーマは「日本の食を買い支える」でした。確かに、とうなずける話が多く、とてもためになりました。もともといろいろ気を遣っているつもりではいたけれど、適正価格までは考えが至っていませんでしたので。きちんとした素性の(旬の)食べ物を適正価格で買って料理して食べよう、と心底思いました。これ以来、家での食事が増えたり、たまに外で仕事するときはお弁当を持っていったりするようになりました。生活クラブ生協もしっかり利用しています。

お勉強のあとは、お待ちかねパーティーの時間です。今回の参加蔵元は神亀、武勇、男女川、いづみ橋、喜久酔、秋鹿、雑賀、睡龍(久保本家)、扶桑鶴、竹鶴、杜の蔵でした。気がつくと、松の屋系の人々は久保本家と竹鶴に近いあたりに陣地を形成しております。もちろん私もそちらの方へ。竹鶴のブースの横では、カンザワユミコさんが竹鶴の石川杜氏おすすめの阿波番茶をすすめていらっしゃいました。阿波番茶は後発酵茶の一種で、石川杜氏の説では、日本酒の作りはここに由来しているのかも!という。ダイエット効果などもある健康によいお茶だそうです。初めて飲んでみると、軽い酸味があって、食(と飲み)がよくすすみます。すっきりさわやか。パーティーの間一番飲んだのはこのお茶だったかも。
お酒で一番いただいたのは、きっと久保本家でしょう。いつでもお燗が待っているんですもの、そこに。にごりも澄み酒もあるんだもの。加藤杜氏大活躍でした。

お料理もすばらしいのがこの会の特徴。八彩懐石・長峰、井のなか、豆源郷、神田新八、旬彩幸味・楽、坐唯杏が出ていました。どれもこれもおいしいんですが、今回の私のお気に入りは、井のなかの角煮風肉豆腐、豆源郷のお豆腐、神田新八のいかわたとクリームチーズの吟醸漬けでした。神田新八は行ったことがないのですが、最近仕事で近くによく行くので、そのうち行ってみたいです。


今日も、みんなそれぞれ着物がすてきです。私は蝶柄の大島に牡丹のアンティーク帯。この格好で2次会に行って、それからカラオケでノリノリだったというのはナイショの話B) ああ、楽しかった!

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