2008年6月10日火曜日

その他: 今年の梅酒はみりんです


実は、甘みのあるお酒はほとんど飲まないのですが、ここ数年梅酒は作っています。なんだか、いろいろ実験するのが楽しいのです。普通の(おいしい)梅酒は最近酒屋さんでいろいろ売ってますから、私は毎年実験くんです。ちなみに、去年はダークラム黒糖梅酒でした。今年ビンに移すに当たって味見してみたら、さわやかな酸味がキューッと感じられる、なぞの酒になってました。甘いのがいやなので、いつもぎりぎりしか糖分入れないんですよね。ラムが甘すぎてあんまり飲めない私としては、こっちのが行けるんじゃないかと思いました。
さて、今年はどうしようかな?と思いながら、いつもお世話になっている近所の山桝酒店へ。ちょうどみちこさん(若奥さんで、私と酒の趣味がとても合う)がいたので相談すると、「みりんで漬けるのがおすすめ!」と言われました。「甘すぎるのでは?」「「だから、みりんだけで砂糖は入れないの。半年もするとちょうどよくなるよ」なるほど。さらに、1年、2年と熟成が進むほどおいしくなるそうです。これは試してみるしか。というわけで、今年はシンプルに梅の実みりんだけでいきます。さあ、来年はどうなるかなー。

調味料は本物で、というのが私(わが家)の方針です。もちろん、すべてが本物なのが一番だけど、いつでも最高の食材をそろえるわけにはいかない一般家庭では、調味料から気を遣うのがおいしいごはんへの一番の近道だと思っています。塩、醤油、味噌、どれも最高級じゃなくていいけど、まともなものを使うだけで味が大幅アップするんだもん。さらにお酢は米酢が基本、そして今日の本題のみりんも重要です。いいみりんを使うと、味もよくなるし、砂糖の使用量が大幅に減ってヘルシーなのです。角谷文治郎商店のと九重味醂のと、番外編で福光屋の福みりんも試してみました。どれもおいしいですが、甘みと旨味のバランス的に角谷文治郎商店の三州三河みりんが一番好みです。というわけで、梅酒にもそれを使いました。さすがにみりんの一升瓶は初めて買ったなあ。

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